ソフトバンクモバイル

NTTドコモKDDIの対抗策もぼちぼち充実してきたことだし、7月はペースが鈍るか? と思ってましたが、またしても会社別で純増1位だったようです。22.5万増って、1644万の1.3%超ですよ。業界3番手とはいえ1600万ものユーザーベース規模、その絶対数が月々1%をゆうに超える勢いで(3Gに限れば6%近くも)増えてるんですから大変なことです。インフラの強化をぜひ頑張ってほしいです。

それにしても、auとドコモはやっぱり強いというか、よくも悪くも安定してると思います。SBMが乗ってるとはいえ、勢力的にはやっと勝負になってきたという感じです。auは単体だと23.5万増ですから、SBMは肉薄してますがいまだにかないません。ドコモもFOMAに限ってみれば、これほどの逆境でさえ79.5万増と、SBM 3Gの63.5万増よりまだまだ数は多いです。圧倒的な既存ユーザーベースの力を思い知らされます。

7月、ドコモは割引改定で珍しく素早い動きを見せました。他社が順当に追随してくるのはSBMにとって良いことというか、そうでなくてはマズいです。現状の業界構造がもう長くは持たない、持たせないことを最初から見越してSBMは動いているはず。他社の現行インフラにおける採算性に早く陰りが出れば、それだけ業界全体として新しい標準へのシフトは早まります。シフトを促すことでしか生きられない道を自ら選んだSBMが、これからも綱渡りの道をうまく渡ってくれることを祈ってます。